台湾地区指導者「トランジット」問題、外交部が米側に厳正な申し入れ

人民網日本語版    2018年8月1日(水) 18時20分

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台湾地区の指導者・蔡英文氏がパラグアイとベリーズを訪問する際に「トランジット」で米国の空港への立ち寄りを計画していることについて、外交部(外務省)の耿爽報道官は7月31日の定例記者会見で、すでに中国側が米側に厳正な申し入れをしたことを明らかにした。

台湾地区の指導者・蔡英文氏がパラグアイとベリーズを訪問する際に「トランジット」で米国の空港への立ち寄りを計画していることについて、外交部(外務省)の耿爽報道官は7月31日の定例記者会見で、すでに中国側が米側に厳正な申し入れをしたことを明らかにした。

耿報道官は「『一つの中国』原則は国際社会の一致した共通認識だ。『二つの中国』『一中一台』をつくろうと企てるいかなる行為も必ず全中国人民の反対に遭うし、台湾地区人民の根本的利益にも合致しない。われわれは台湾当局に対して、時勢をよく推し量り、『92年コンセンサス』に速やかに立ち返るよう忠告する。潮流に逆らい、人々の支持を得られない事を再びしてはならない」と述べた。

耿報道官は「台湾地区指導者の米国でのいわゆる『トランジット』問題に関して、中国側はすでに数度立場を表明し、米側に厳正な申し入れをした。米側または中国と国交のある他の国がこのような『トランジット』をセッティングすることに、中国側は一貫して断固反対している。この立場は明確なものであり、揺るぎないものでもある」と述べた。

また「われわれは米側に対して、『一つの中国』政策と中米間の3つの共同コミュニケの原則を順守し、台湾地区指導者の『トランジット』を許可せず、『台湾独立』勢力にいかなる誤ったシグナルも発さず、中米関係の大局と台湾海峡の平和・安定を実際の行動で維持するよう促す」と述べた。(編集NA)

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