Record China 2018年8月1日(水) 12時40分
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中国の外交トップとされる楊潔チ政治局員が7月中旬に極秘で韓国を訪れていたことが明らかになり、韓国で臆測を呼んでいる。資料写真。
2018年8月1日、環球時報によると、中国の外交トップとされる楊潔チ(ヤン・ジエチー)政治局員が7月中旬に極秘で韓国を訪れていたことが明らかになった。
中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官によると、楊政治局員の訪韓は韓国側から招待されたもの。鄭義溶(チョン・ウィヨン)韓国国家安全保障室長と会談し、意見を交わしたという。
中国の外交トップが極秘に訪韓したことは、韓国でさまざまな臆測を呼んでいるようだ。
KBSテレビは「(極秘訪問は)極めてまれなことだ」と伝え、東亜日報は北京の消息筋の話として「7月11日から1泊2日の日程で訪れ、終戦宣言や非核化、高高度防衛ミサイル(THAAD)などについて意見交換した」と伝えた。
ある消息筋は、「楊政治局員は韓国政府が聞きたくないあるいは公にしたくない話題を携えてきた可能性がある」と推測。中国は終戦宣言の署名国として加わろうと強く働きかけているとみられるという。
韓国・聯合ニュースは韓国大統領府のある責任者が7月31日、「良好な雰囲気の中で意見交換をしたが、合意には至らなかった」と明かしたことを伝えている。
KBSテレビは、韓国政府は以前は韓国と北朝鮮、米国の3カ国で終戦宣言を行うと強調していたが、米朝首脳会談後は一転して中国を加えた4カ国の可能性も否定しなくなったと伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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