日本造船、商船では中韓に勝てず=軍艦に頼るしかない―中国メディア

Record China    2018年8月2日(木) 6時40分

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31日、環球網は、「商船分野で中韓両国に勝てなくなった日本の造船業が、軍艦の建造に頼らざるを得なくなっている」と伝えた。資料写真。

2018年7月31日、環球網は、「商船分野で中韓両国に勝てなくなった日本の造船業が、軍艦の建造に頼らざるを得なくなっている」と伝えた。

記事は、ジャパン マリンユナイテッドが横浜・磯子工場で建造した新型イージス艦「まや」が7月30日に進水したことを紹介。日本メディアからは「液化天然ガス(LNG)船で苦境に立たされている同社にとっては捲土重来(けんどちょうらい)のチャンスだが、商船分野で中韓の後塵(こうじん)を拝している日本の総合重工業企業が日本政府のニーズに依存している状態が日増しに顕著になっている」との指摘が出ていると伝えた。

そして、日本船舶輸出組合の統計で、今年4~6月における遠洋向け商船の建造契約数が前年同期比で28%減少したというデータを挙げ、「世界的に新規造船が低迷する中で、護衛艦を建造する日本企業はハイレベルな人材を抱えており、特にコンテナ船とLNG船のコスト競争で中韓両国に太刀打ちできず、注文を奪われている」と伝えた。

その上で「商船分野で競争力を発揮できない中、日本政府が島しょの防衛に予算を注ぎこみ、護衛艦の建造とメンテナンスの機会が増えており、日本企業は作業量を確保している。しかし、新技術を駆使した艦船でも競争は激化しており、高い収益を上げるのが難しくなっている。本業である民間造船業務の構造改革が急務である状況はちっとも変っていない」としている。(翻訳・編集/川尻

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