航空会社が打ち出した「席取りチケット」、ネットでは「資源浪費」を疑う声も―中国

環球網    2018年8月1日(水) 23時20分

拡大

中国では、飛行機の座席で周囲に邪魔されたくない場合、「席取りチケット」を買うことができるようになった。資料写真。

中国では、飛行機の座席で周囲に邪魔されたくない場合、「席取りチケット」を買うことができるようになった。中国・成都日報の報道によると、このチケットを打ち出したのは祥鵬航空会社。乗客は複数の席の搭乗券を持って飛行機に乗ることができる。

近年、高速鉄道の開通に伴い、数多くの人が高速鉄道に乗って旅に出るようになっている。このため、航空会社は一部の乗客のニーズを満たし、売り上げを増やそうと考えて、このような対応策を打ち出したのだ。

「席取りチケット」はネットで話題になっており、「これで周りが静かになる」「荷物を直接、隣の席に置ける。目的地に到着した後に荷物を取りに行く必要もないから便利だ」「3席分買えば横になっても大丈夫」など賛成の意を表すコメントがある一方、「飛行機に乗るお金を持っていない人が多くいるのに、1人で複数の席のチケットを買うなんてぜいたくすぎ」と資源の浪費を疑うコメントも見られる。

こうした意見に対し、航空業界に詳しいある専門家は、「資源の浪費ではなく、これは航空会社の一種のイノベーションだ。一部の乗客のニーズを満たしたのだ。例えば、大柄な人が2席分のチケットを購入しても非難されたりはしないだろう」と語った。(提供/環球網・編集/黄テイ)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携