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7年前の修士論文認定を取り消し、本文だけでなく「恩師への感謝の辞」も丸写し―中国

配信日時:2018年8月1日(水) 10時20分
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西安電子科技大学は30日、2011年に非全日制の修士課程を修了した同学卒業生2人に対する修士号の授与を撤回すると発表した。卒業論文に深刻な盗用があったため。写真は同大学が公式サイトで発表した修士号授与の撤回公告。
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西安電子科技大学は30日、2011年に非全日制の修士課程を修了した同学卒業生2人に対する修士号の授与を撤回すると発表した。卒業論文に深刻な盗用があったためとした。

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中国メディアの澎湃新聞によると、うち1人の論文は「家庭におけるスマート照明システムの設計と実現」と題するもので、2006年5月に浙江大学に修士論文として提出された「家庭におけるスマート照明システムの研究と開発に向けて」とほぼ同じだった。

両論文は、言い回しにもほとんど違いのない部分が多い。また、両論文は実験結果にもとづく内容を含むが、実験で得られた数値や実験結果を示すグラフも同一だった。澎湃新聞は実験データについて「まったく誤差がない」と皮肉った。

両論文は本文だけでなく、目次や摘要もほぼ同じで、参考文献にも重複が多い。恩師に対する謝辞の部分は、恩師の氏名などは変えたが、残りの部分は全く同じ文章を連ねた。

澎湃新聞は23日付で、同問題を取り上げた記事を発表していた。同記事によると、2011年に提出された論文で「恩師」とされている西安電子科技大学の教授に問い合わせたところ、「知らなかった、ただちに学校に報告して、盗用問題の対策をする」と回答したという。

西安電子科技大学は30日になり、澎湃新聞が指摘した論文を提出した卒業生について、工学修士号の授与を撤回すると発表。同時に、さらに1人の卒業生についても、提出した修士論文に深刻な盗用があったとして、同じく工学修士号の授与を撤回した。(翻訳・編集/如月隼人

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