中国でまた米国製車値上げ、今度はBMW=中国ネット「買える人は気にしない。買えない人はもっと気にしない」

Record China    2018年7月31日(火) 7時50分

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30日、中国では今月6日から米国からの輸入車に対する関税がこれまでの15%から40%に引き上げられたことを受け、米電気自動車(EV)メーカーのテスラに続き、独高級自動車メーカーのBMWも米国工場生産のSUV2車種の中国での販売価格を引き上げるという。

2018年7月30日、中国では今月6日から米国からの輸入車に対する関税がこれまでの15%から40%に引き上げられた。これを受け、米電気自動車(EV)メーカーのテスラが先ごろ、中国での販売価格を引き上げたが、独高級自動車メーカーのBMWも、米国の工場で生産しているスポーツタイプ多目的車(SUV)2車種について、中国での販売価格を引き上げると伝えられている。

中国紙・環球時報(電子版)は30日、米CNBCの報道を引用し、BMWがロイター通信への声明で、中国で販売する米サウスカロライナ州工場生産の「X5」と「X6」の販売価格が30日から4~7%高くなると明らかにしたことを伝えた。

ロイター通信によると、同社の広報担当者は「BMWは自由貿易を支持する立場だが、市場の変化に対して手をこまねいていることはできない」と述べ、関税の負担を値上げで吸収する意向を示唆した。

中国ではSUV需要が拡大している。BMWは中国向けに米国から「X4」「X5」「X6」を輸出しており、昨年米国工場から中国に10万台強を出荷したという。

この報道について、中国のネット上では「値上げすればいいさ。もともと関税は高い。高級車を買えるような人は多少の値上げも気にしない」「高くて手が出ない人が大多数だから関係ない」「それを買える人は気にしないし、買えない人はもっと気にしない」という反応が多くの共感を集めていた。

また「米国産のものはみな値上げすればいいさ。結局は自国に損が跳ね返るのだから」と指摘する人もいた。(翻訳・編集/柳川)

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