岐阜県、中国富裕層にオンラインサービスを提供―華字紙

Record China    2012年7月15日(日) 12時25分

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12日、東日本大震災の影響が薄れる中、日本の観光市場に活気が戻りつつある。岐阜県は中国人観光客を対象とするサービスを強化している。写真は04年8月、杭州を訪れた岐阜市の文化交流団。

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2012年7月12日、人民網日本語版によると、東日本大震災の影響が薄れる中、日本の観光市場に活気が戻りつつある。富裕層を中心とする中国人観光客が、日本各地および各社から注目を浴びている。日本新華僑報が伝えた。

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岐阜県多治見市は中国人観光客を対象とするサービスを強化しており、銀聯カードによる決済が可能な中国のオンラインショッピングモール「銀聯在線商城日本館(以下、日本館)」に、7月よりオリジナル旅行商品や工芸品を出店している。

日本館には新たに「工芸館・匠(たくみ)」コーナーが開設され、美濃焼の焼き物などを販売するほか、JTBグループが中国富裕層を対象とするオリジナルツアーを企画、窯元で陶芸を直接体験するプランや、多治見市周辺地域の観光地を巡る商品を出店し、中国人の取り込みを図る。

中国人観光客の急増を受け、多治見市の関係者は「おしゃれな生活用品などの販売拡大の他に、オンラインサービスを強化し、中国富裕層を主要ターゲットとする」と述べた。多治見市はまた、日本の地方金融機関と提携し、各地の中小企業による中国市場開拓を支援し、日本の伝統文化を伝える。日本館での「工芸館・匠」などの開設がその取り組みの一つとなっている。関係者は提携を継続し、より柔軟に日本館を活用することで、さまざまなビジネス活動を実施する計画だ。(編集/TF)

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