中国で拘束されている韓国の北朝鮮人権運動家・金永煥氏ら、間もなく釈放か―韓国紙

Record China    2012年7月14日(土) 16時11分

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13日、スパイ容疑などで中国で拘束されている韓国の北朝鮮人権運動家・金永煥氏ら4人が釈放される可能性が高いことが分かった。写真は遼寧省丹東市。

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2012年7月13日、韓国メディアの報道によると、スパイ容疑などで中国で逮捕・拘束されている韓国の北朝鮮人権運動家・金永煥(キム・ヨンファン)氏ら4人が釈放される可能性が高いことが分かった。韓国で逮捕・拘束されている中国人容疑者4〜5人と交換されるとみられており、その中には今年4月に違法操業を取り締まろうとした韓国の海上警察官を刺殺して逮捕された中国人漁民も含まれているとみられる。14日付で環球時報が伝えた。

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金永煥氏らは中国・遼寧省大連で今年3月、中国国家安全部にスパイ活動の容疑などで逮捕された。韓国メディアによると、金氏らは当時、脱北者に関する会議に参加していた。依然として遼寧省丹東市で拘束されており、中国側の調査はすでに終了しているものの、起訴はされていないという。

韓国側はこれまでに様々なルートを通じて事件の円満な解決を試みており、韓国外交通商部の関係者は「いつ釈放されるかは予測できないものの、問題は間もなく解決されると信じている」と語っている。

金永煥氏は80〜90年代にかけて、韓国における主体(チュチェ)思想派学生運動のリーダー的存在だった。しかし、北朝鮮の政治体制などに疑問を持ち、90年中期以降、北朝鮮人権活動家に転向。現在は、韓国の代表的な北朝鮮専門家で、各種人権活動に積極的に参加している。(翻訳・編集/HA)

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