インド、「中国がドクラム高地での活動を再開」を否定―中国メディア

Record China    2018年7月29日(日) 10時40分

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28日、インド政府はこのほど、米政府高官が「ドクラム高地で中国軍が活動を再開した」と発言したことについて、「新たな進展はないことを改めて表明する」と述べ、否定した。資料写真。

2018年7月28日、中国メディアの環球網によると、インド政府はこのほど、同国メディアが米政府高官の話として「ドクラム高地で中国軍が静かに活動を再開した」と報じたことについて、「2017年8月28日にインドと中国の国境人員がドクラム地域から撤退して以降、対峙地点およびその周辺で新たな進展はないことを改めて表明する」と述べ、否定した。

報道によると、中国とインド、ブータンが争う紛争地のドクラム高地をめぐっては、昨年6月中旬に中国軍がブータンとの境界付近で道路建設を始めたことを受け、反発するインド軍が中国が中印境界線と主張するラインを越えて兵を進め、2カ月以上にわたりにらみ合いが続く事態に発展した。その後インド政府は同年8月28日、両政府が部隊を「即時撤退」させることで合意したと明らかにした。

環球網によると、インドの複数のメディアは最近、米国のアン・ワグナー下院議員が議会聴聞会で「中国がドクラム地域での活動を静かに再開した」と主張したと報じていた。(翻訳・編集/柳川)

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