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天津発・海南行き旅客機、高度9800メートルで落雷―機首破損・レーダー失効も武漢空港への着陸に成功

配信日時:2018年7月27日(金) 22時20分
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天津発・海口(海南省)行きの天津航空旅客機が26日、高度9800メートルで飛行中に雷撃を受けた。同機は機首部分が損傷を受け、操縦席前の風防には無数の亀裂が走った。気象レーダーも機能を喪失したが、湖北省の武漢空港への着陸に成功した。
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中国メディアの封面新聞は26日、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)への投稿を利用して、天津発・海口(海南省)行きの天津航空旅客機が同日、高度9800メートルで飛行中に雷撃を受けたと報じた。同機は機首部分が損傷を受け、操縦席前の風防には無数の亀裂が走った。また気象レーダーも機能を喪失したが、湖北省の武漢空港への着陸に成功した。

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被雷したのは天津航空のGS7865便。スケジュールでは天津を午後2時40分に出発し、海口に午後6時25分に到着する予定だった。実際に出発したのは午後3時25分だだった。被雷した時刻と武漢の空港に着陸した時刻は伝えられていない。同機は「安全に着陸した」とされ、負傷者の発生も伝えられていない。

航空機への落雷は時おり発生している。過去には被雷した旅客機の燃料タンクが爆発して墜落した事故もあったが、現在では安全対策が講じられている。また、航空機は一般にジュラルミンのような導体である金属で造られている。導体に囲まれていれば、外部から大電流を受けても内部には電荷が放出されない静電遮蔽という現象が発生するので、航空機の機体が被雷しても搭乗者が感電する恐れはほとんどない。

ただし、大電流が突然流れたことで計器類が異常をきたす可能性は否定できないので、被雷後には操縦士が計器類などを入念にチェックする。また、航空機は空気と摩擦しながら飛ぶので静電気を帯びてしまう。静電気が溜まると被雷しやすいので、静電気を空中にできるだけ逃がす仕組みも取り付けられている。(翻訳・編集/如月隼人

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