香港ディズニーランドホテルではこのほど、世界初の「アナと雪の女王」をテーマとした客室が登場した。この大人気映画の影響力を借りて、より多くの観光客の来場を目指している。

記者は24日に同客室を訪れ、屋外から客室内の装飾の至るところに、特注の絨毯と天井をはじめ、ヒロインたちのイラストがプリントされたルームーキーやソリの形をしたソファー、エルサとアナのシルエットの壁紙、「アナと雪の女王」のゲーム、マグカップなど、映画「アナと雪の女王」の要素が散りばめられている光景を目の当たりにした。

香港ディズニーランドホテル運営会社の陸志江（ルー・ジージアン）社長は、「ディズニーランドホテルには計13部屋の客室がある。そのうちの5部屋を『アナと雪の女王』をテーマとした客室に改造し、今年の7月上旬から利用開始となった。これまでに、香港やドバイ、インドから宿泊客が同客室に宿泊し、好評を集めている。特に子供の間で人気だ」と紹介した。

映画「アナと雪の女王」は2014年に興行収入10億7200万ドルで、アニメ映画界の記録を塗り替えた。また、このほど「アナと雪の女王2」の制作が公式に発表されている。陸志江社長は、「『アナと雪の女王』は世界的に人気のアニメ映画で、放映されてから現在まで、その人気は衰えを知らない。また、同映画の世界感は、ディズニーランドホテルのヴィクトリア式のデザインにもマッチしていることから、『アナと雪の女王』をテーマとした客室を打ち出した。同客室の企画から使用開始まで約1年の時間を投じた」と話した。（提供/人民網日本語版・編集/TK）