<南シナ海>領有権アピールのため三沙市を設立、外国人勾留用の拘置所も新設―中国

Record China    2012年7月12日(木) 14時0分

拡大

11日、環球時報は、海南省三沙市に違法操業の外国人を拘束する拘置所が建設されると報じた。先月の三沙市設立に伴い病院や警察署などの施設建設が始まっている。拘置所もその一つとなる。写真は西沙諸島。

(1 / 8 枚)

2012年7月11日、環球時報は、海南省三沙市に違法操業の外国人を拘束する拘置所が建設されると報じた。

その他の写真

6月21日、中国政府は南シナ海の島々をまとめて、新たに三沙市を設立すると発表した。フィリピンやベトナムなどとの領有権問題が激化する中、中国の権利をアピールする狙いがある。

三沙市に属する島嶼の中で最も大きいのが、西沙諸島に位置する永興島。オフィスや郵便局、銀行などがあるが、今、表札を三沙市に変更中だという。また、人民医院も建設中のほか、公安局と拘置所の建設も進んでいる。西沙諸島周辺で拘束した違法操業の外国人はここに収容される予定だ。今年上半期だけでベトナム漁船4隻が拿捕されている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携