くまモンが大活躍!アリババとJR九州が特別観光コース発売―中国メディア

人民網日本語版    2018年7月27日(金) 5時10分

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中国のオンラインモバイルコマース企業の阿里巴巴集団とJR九州は23日、戦略的提携を発表した。写真は熊本のくまモンを含む九州7県のゆるキャラとフリギー。

中国のオンラインモバイルコマース企業の阿里巴巴集団(アリババグループ)とJR九州は23日、戦略的提携を発表した。さらに同日、アリババグループの中国人向け旅行商品専門の販売プラットフォーム「飛猪(フリギー)」で、特別観光コースの予約が始まった。熊本のくまモンを含む九州7県のPRマスコットキャラクターがフリギーのマスコットキャラクターと共に、観光列車で九州北部地域をまわる旅に案内する。国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた大型連休に第一陣の中国人観光客が九州を観光する。中国新聞網が伝えた。

5日間の列車の旅では、4種類の列車を満喫することができる。まず、海岸線の景色を楽しめる九州新幹線に乗った後、子供向けにデザインされた特急列車「あそぼーい」、250年の歴史を誇る豪華なスイーツ列車「或る列車」を楽しみ、最後に木のぬくもりあふれる空間を体験できる「ゆふいんの森」で、大分県の日田市から福岡県博多市へ戻る。

列車から降りると、くまモンスクエア、馬肉の刺身、阿蘇の火山、別府温泉などを堪能でき、若者が追及するオリジナル性やじっくりと楽しめる旅行体験などを実現している。

特別旅行パッケージはすでに予約が始まっており、フリギーのサイトで「九州列車の旅」と検索するとそれを見ることができる。国慶節に合わせた連休中、フリギーはJR九州と提携して、フリギーの会員メンバーに専用列車を使った特別コースを用意する。その他、フリギーでJRの乗車券を購入すると、さまざまなサービスを利用できる。

フリギーのバカンス事業部の鄭雲鵬(ジョン・ユンポン)副総経理は、「九州特別観光コースは当社の新たなオリジナル商品。2016年から、当社はオリジナルバカンス商品を打ち出し、北極のオーロラを見に行くコースが中国でブームとなった。昨年は南極の旅を打ち出し、2000人が南極を旅した。今回は、マニアックな旅から若者向けの旅へと舵を切った」と説明する。

若者は旅行を通して、新しいものを体験したいという欲求が非常に強く、フリギーにとっては新しいアクティビティを提供することが課題で、今回は大きなチャレンジとなる。フリギーのビッグデータによると、海外旅行に出かける中国人の83%が飛行機で4時間以内の範囲を旅行先に選んでいる。そのため、同じ場所に何度も行く人が増え、旅行のクオリティーを常に高める必要がある。馴染みある大都市のほか、地方都市にまで足を運ぶ人が増加しており、特に若者の間ではそのような旅行が人気となっている。

フリギーのユーザーの51%以上が90後(1990年代生まれ)で、若いユーザーはバラエティーに富んだオリジナリティーある旅行に対するニーズが高い。今回の九州特別観光コースは、じっくりと楽しめる旅行体験や魅力ある文化、コンテンツなどを通して、若いユーザーを呼び込み、日本旅行の新しいアクティビティーを開拓するのが狙いだ。

フリギーは今後も消費者の観点に立って、旅行先の路線やサービスなどを網羅的に深化させ、中国人が海外旅行を堪能できるようにすると同時に、家の近くをぶらぶらするかのように、海外旅行に気楽に行ける環境を作る方針だ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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