北朝鮮がミサイルエンジン試験場を予告なく閉鎖?韓国ネットは「別の場所に隠すのでは?」「分解は廃棄とは違う」と疑心暗鬼

Record China    2018年7月26日(木) 17時20分

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25日、韓国・JTBCによると、北朝鮮が東倉里のミサイルエンジン試験場の閉鎖を予告なく自ら始めている。資料写真。

2018年7月25日、韓国・JTBCによると、北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)のミサイルエンジン試験場の閉鎖を予告なく自ら始めている。記事は「2カ月前の豊渓里(プンゲリ)の核実験場廃棄の際に海外メディアの記者を呼び、爆破を公開したのとは大きく違う姿を見せている」と伝えている。

記事によると、北朝鮮が非核化措置を非公開に進めるのは異例。その動きは北朝鮮分析サイト「38ノース」が衛星写真で確認しているという。JTBCは「米朝間の合意事項を黙々と守る姿を示し、終戦宣言など北朝鮮側が望むものを勝ち取る戦略だという分析が出ている」とする一方で、「豊渓里の核実験場廃棄のように一度の爆破で全てが終わるのではなく、ミサイルエンジン試験場の場合、段階的に分解しなければならないため、海外メディアの記者を招待するのが現実的には容易ではなかったという見方もある」と紹介した。

米韓当局は、今回の北朝鮮の動きを肯定的な信号として見ており、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も、「韓米情報当局は、北朝鮮がミサイル試験場を廃棄するものと把握している」とし「北朝鮮の非核化のためには良い兆候だ」との見解を示したという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「どうせ政治ショー」「密かに進めていた計画が米国にバレたから廃棄し始めたのだろう」「いつでも組み立てられる」「分解は廃棄とはちがう」「解体して別の場所に隠すんじゃないのか」「だまされないぞ!相手は北朝鮮だ」など、懐疑的な意見が多く寄せられた。

また、「オオカミ少年を信じ続けている文大統領は本当に純粋な人なんだね」と、文大統領の北朝鮮に対する姿勢をやゆする意見も見られた。(翻訳・編集/三田)

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