中国で7番目に大きい庫布斉（ホブチュ）砂漠は、内モンゴル自治区南西部のオルドス市に位置し、北京市に最も近い砂漠で、総面積は約1万8600平方キロメートル。砂漠化防止に携わる人々の30数年にわたる努力により、同砂漠の3分の1が整備され、蓄えられた水源は240億立方メートル以上となった。中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

生態環境が徐々に回復していくのに伴い、砂漠ツアーや食品、太陽光発電など、数多くの分野からなる産業チェーンが形成され、5000億元（約8兆円）以上の天然資源・資産を生み出した。これにより、「砂漠化による人の後退」から「緑化による砂漠の後退」への転換期を迎えた。（提供/人民網日本語版・編集/TK）