スポーツでは互いをリスペクトする日本と中国

Record China    2018年7月28日(土) 20時20分

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政治的な問題をめぐっては対立することの多い日本と中国だが、スポーツに関しては互いをリスペクトする風潮があるようだ。資料写真。

政治的な問題をめぐっては対立することの多い日本と中国だが、スポーツに関しては互いをリスペクトする風潮があるようだ。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で最近、「日本メディアが中国陸上界を称賛している」とする投稿が話題だ。投稿をしたユーザーは、日本メディアが、中国の陸上短距離2選手が最近、立て続けに100メートルで9秒台を叩き出したことについて「6月中旬、世界の陸上界に衝撃が走った」「東京五輪は中国のメダルラッシュに?」などの表現で伝えたと紹介した。

この投稿に対し、「サッカーロシアW杯の時は中国も日本(の躍進)を称賛した」「日中の平和がいつまでも続きますように」「東京五輪の卓球は日本のメダルラッシュになるかも」などの声が上がった。

サッカー日本代表はW杯決勝トーナメント1回戦で、優勝候補の呼び声が高かったベルギー相手に2点先取したが、最後は力尽きて2対3で逆転負けを喫した。だがこの戦いぶりに、ウェイボーでは「日本代表は尊敬に値する」というワードが急上昇した。

中国の著名スポーツ評論家の黄健翔(ホアン・ジエンシアン)氏も、日本代表の戦いぶりを「リスペクトに値する! 惜しかった」とし、「彼らは東アジアの黄色人種がどうやってアフリカや欧州の選手に対抗すればいいかを見せてくれた。中国サッカーにも希望が見えた。しかし、それと同時に、彼らのパフォーマンスは私に深い絶望を与えた」などと高く評価し、大きな話題となった。(翻訳・編集/柳川)

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