2018年7月25日、央視新聞は、韓国各地で最高気温の記録が塗り替えられる中、韓国KBSの記者が高温の影響をより分かりやすくするために行った実験を紹介した。

正午すぎに行われたこの実験は、太陽が照り付ける駐車場で車の内部がどのような状況になるかを調べたもので、外の気温は30度を超える暑さだった。窓が閉め切られた車内の温度は20分後に35度に上昇し、チョコレートは完全に液体状に変化。50分後に60度に達した時点でカメラは自動的にシャットアウトし、さらに実験開始から約90分後には表面温度が82度となったダッシュボード上でプルトップ式の缶が変形したという。

記事ではこの暑さに対する現地の声も紹介されており、ある市民は「ソウルで生活して40～50年になるがこんな暑さは初めて」とコメント。また、散水車の運転手からは「水をまいて清掃と同時に路面の温度を下げている。こうしなければ路面の温度が高くなりすぎて裂けてしまう」との声が寄せられたそうだ。（翻訳・編集/野谷）