オフィスビル建設地で井戸の遺跡発見=垣間見える、2千年前の生活―広東省広州市

Record China    2012年7月12日(木) 13時47分

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9日、中国・広東省広州市で発見された井戸の遺跡の発掘が行われていた。同遺跡は、オフィスビルの建設が予定されている場所でみつかり、大小合わせて18基の井戸があり、陶器の壺や釜、椀など実に1000点以上の出土品があった。

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2012年7月9日、中国・広東省広州市で発見された井戸の遺跡の発掘が行われていた。広州日報が伝えた。

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同遺跡は、オフィスビルの建設が予定されている場所でみつかった。井戸は大小合わせて18基あり、陶器の壺や釜、椀など実に1000点以上の出土品もあった。出土品の多くは明(1368〜1644年)と清時代(1644〜1912年)の物で、一部漢(前漢=紀元前202〜8年、後漢=25〜220年)や唐(618〜907年)の時代の物もあった。

井戸は約2000年前の漢時代から明・清時代に渡り使われたとのことで、多くの人がこの場所で暮らしていたと思われ、遺跡や出土品で当時の人たちの生活の営みを垣間見ることができる。発掘作業はすでに佳境に入っており、発掘の規模を拡大するか否かや遺跡の保存に関しては現在検討中だという。(翻訳・編集/内山)

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