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テルモが中国企業買収し現地で新分野に進出、ベクトルが深センに中国4番目の拠点を開設など

配信日時:2018年7月25日(水) 8時50分
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テルモは中国医療機器企業の易生科技(エッセン・テクノロジー)の買収で合意した。写真は易生科技の薬剤溶出型冠動脈ステント。テルモは同買収により、中国で販売していなかったステント分野にも進出する。

<日中経済・新事情>

関連企業・自治体:テルモ、易生科技(エッセン・テクノロジー)、ベクトル、日通、ポリゴン・ピクチュアズ、網易(NetEase)、ソレイジア・ファーマ、奈良市

●テルモ、中国企業買収し現地で薬剤溶出型ステントに参入

 テルモは24日、中国医療機器企業の易生科技(北京)<エッセン・テクノロジー>社を買収することで合意したと発表した。2018年内の手続き完了を目指す。買収金額は一時金が約8億8000万元(約144億円)で、業績に応じたマイルストーン払いも発生する。エッセン・テクノロジーは薬剤溶出型冠動脈ステント(DES)の専業企業。テルモはこれまで中国で、カテーテル手術に関する製品を中心に成長を続けてきたが、ステントは販売していなかった。中国市場にエッセン・テクノロジー社のDESで参入し、カテーテル事業の拡大を図る。

●ベクトルが深センに中国4番目の拠点を開設、現地ハイテク企業との提携強化

 総合PR会社のベクトルは24日、中国現地法人の維酷公共関係集団国際が広東省深セン市に中国第4の事業拠点となる深セン事務所を開設し、7月に活動を開始したと発表した。現地で事業展開している日系企業へのサービス提供に加え、現地ハイテク企業との提携によるサービス領域の拡大を図る。

●日通、重慶SEA&RAIL複合輸送サービスが新ルート追加で所要時間をさらに圧縮

日通は24日、日通国際物流(中国)が6月に、重慶から各地を鉄道輸送と海上輸送で結ぶ複合一貫輸送サービスで、今年2月開始の欽州(広西チワン族自治区)経由のルートに加え、寧波(浙江省)経由の新ルートの販売を始めたと発表した。重慶市から海外への輸送ルートは従来、内航船を利用したので同市から東京までの所要時間が22日間で、内航船の運航が不安定との問題もあった。日通の欽州経由のSEA&RAILサービスは東南アジアへの輸送では有利だったが、東京までは16日を要した。寧波ルートでは11日間に圧縮され、寧波からの航路数や入港船舶数が多いなどで、多様な航路選択が可能になる。日本だけでなく、米州、韓国、台湾、欧州などさまざまな地域への輸送に対応する。

●ポリゴン・ピクチュアズ、スマホゲーム「陰陽師」のPVを中国・網易と共同制作

ポリゴン・ピクチュアズは24日、世界で2億ダウンロードを突破したスマートフォン向けロール・プレイング・ゲーム「陰陽師」の新PV(プロモーション動画)を制作したと発表した。「陰陽師」を手掛けたのは中国企業の網易(NetEase)で、PVは両社の共同制作。ポリゴン・ピクチュアズと中国企業の共同制作は初めてで、同社は欧米だけでなく中国を含めたアジアでの展開を強化し、アニメーションビジネスをこれまで以上に世界で展開したいとの考えを示した。

●ソレイジア・ファーマ、開発製品が中国で新薬承認を取得

ソレイジア・ファーマは24日、中国当局が同日、同社開発品SP-01を新薬承認したと発表した。SP-01は抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐を適応症とするグラニセトロン経皮吸収型製剤。中国での販売名は「善可舒」、欧米などでの販売名は「Sancuso」。

●奈良市訪問の外国人客、宿泊者で中国人が多く台湾人や韓国人など少ない傾向

奈良市は24日、2017年の観光客数の調査結果を発表した。外国人観光客数は前年比26.3%増の199万人だった。外国人宿泊者は前年比13.5%増の約28万6000人だった。宿泊客の国籍と地域別では中国人が全体の66.1%で、台湾人は8.3%、韓国人は8.0%だった(奈良市推計)。同年の日本全国における外国人宿泊者は延べ約718万人で、うち中国人が24.1%、台湾人が15.7%、韓国人が15.2%だった。奈良市における外国人宿泊客では中国人が圧倒的に多く、台湾人や韓国人が少ない傾向がある。2017年に奈良市を訪れた観光客全体は前年より77万1000人増加して1631万4000人だった。(翻訳・編集/如月隼人

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