「集中管理」の中国ではイノベーション重視の構造転換は不可能、「分散」型のインドに学べ―FT紙

Record China    2012年7月11日(水) 18時55分

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7日、英紙フィナンシャル・タイムズのドイツ語版は記事「中国はインドをお手本にするべきだ」を掲載した。中国政府はイノベーション重視の産業構造転換を目指しているが、そのためにはインドのような分散型社会が必要だと提言している。写真はムンバイ。

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2012年7月7日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のドイツ語版は「中国はインドをお手本にするべきだ」と題した記事を掲載した。10日、環球時報が伝えた。

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中国の伝統社会は過度に集中的管理を強調しており、イノベーションの余地が少ない。しかし、変化がなければ中国経済が一段上のステージに上がることは難しいだろう。中国政府はより近代的なイノベーションの時代へ転換を狙っているが、そのためには新たな発想が必要だ。

この点ではインドが中国のお手本となるだろう。現時点では中国はインドを大きくリードしているが、経済転換後はこの優位も失われていくだろう。インドは権力が分散しており、強力な企業家文化を持つ国。また基層社会には無数の商人たちが群れをなしている。いっぽう、強大な管理経済の下、中国の中小企業は「ハードルが高すぎる」と投げているが、イノベーションにはインドのような分散が必要なのだ。たとえそれが一時的な混乱を呼ぶものであっても、だ。(翻訳・編集/KT)



   

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