拡大
7日、英紙フィナンシャル・タイムズのドイツ語版は記事「中国はインドをお手本にするべきだ」を掲載した。中国政府はイノベーション重視の産業構造転換を目指しているが、そのためにはインドのような分散型社会が必要だと提言している。写真はムンバイ。
(1 / 4 枚)
2012年7月7日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のドイツ語版は「中国はインドをお手本にするべきだ」と題した記事を掲載した。10日、環球時報が伝えた。
【その他の写真】
中国の伝統社会は過度に集中的管理を強調しており、イノベーションの余地が少ない。しかし、変化がなければ中国経済が一段上のステージに上がることは難しいだろう。中国政府はより近代的なイノベーションの時代へ転換を狙っているが、そのためには新たな発想が必要だ。
この点ではインドが中国のお手本となるだろう。現時点では中国はインドを大きくリードしているが、経済転換後はこの優位も失われていくだろう。インドは権力が分散しており、強力な企業家文化を持つ国。また基層社会には無数の商人たちが群れをなしている。いっぽう、強大な管理経済の下、中国の中小企業は「ハードルが高すぎる」と投げているが、イノベーションにはインドのような分散が必要なのだ。たとえそれが一時的な混乱を呼ぶものであっても、だ。(翻訳・編集/KT)
Record China
2012/4/7
Record China
2012/3/30
Record China
2011/10/10
Record China
2012/4/11
Record China
2012/4/3