2012年7月7日、カナダ紙フィナンシャル・ポストは中国が世界の経済や政治、文化を変化させる10の方式を総括した。9日付で環球時報が伝えた。

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1、中国の豊富なシェールガスが世界の燃料価格を大幅に引き下げる。中国には採掘可能なシェールガスが1300兆立方フィートあると推測されており、今後世界のエネルギー市場の決定権を握る可能性がある。

2、レアアースに対する中国の主導的な地位がIT製品の産業チェーンを撹乱し、関連製品の価格を上昇させる。

3、中国の抱える巨大な人口の胃袋を満たすため、豚肉や農産物の生産や価格が影響を受ける。

4、その他の発展途上国が中国スタイルの国家資本主義を導入し始めており、西側諸国にとって脅威となる。

5、自動車産業の中心が米国から中国へ移る。

6、知的財産権や国家機密などに対するネットを利用したスパイ活動やサイバー攻撃により、国家の安全が脅かされる。

7、中国海軍の発展により、世界の海洋防衛体制が新たな局面を迎える。

8、後進国や発展途上国のエネルギーと引き換えに、中国の投資によって中国企業が建設する、住人がいない「ゴーストタウン」を輸出する。

9、人民元が力を持ち、ドルの脅威となる。

10、中国が世界最大の経済体となる。しかし、世界は中国の経済的発展に積極的な反応を示しているが、日々増大されていく軍事力には不信感を強めている。（翻訳・編集/HA）