バリ島行きの飛行機が3度も故障!鼻血出す女の子、めまい訴える高齢者―中国

Record China    2018年7月25日(水) 15時40分

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23日、舜網は、中国の旅行会社がチャーターしたバリ島行きの飛行機が故障により3度出発を中止し、その都度飛行機からの乗降を強いられた旅行客の不満が噴出したと報じた。

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2018年7月23日、中国メディア・舜網によると、中国の旅行会社がチャーターしたバリ島行きの飛行機が故障により3度出発を中止し、その都度飛行機からの乗降を強いられた旅行客から不満が噴出した。

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記事によると、20日に旅行会社がチャーターした武漢発バリ島行き航空機で、乗客を搭乗させた後に故障が発生。200人余りの乗客は空調の止まった機内で2時間余り待機させられた末、搭乗ロビーまで引き返す羽目になった。その30分後に再び搭乗が始まるも、やはり故障により離陸できず、空調がストップ。さらに1時間程度機内に閉じ込められ、再度ロビーに戻された。

結局、航空機は20日には飛ばず、翌21日早朝に改めて出発することになった。手配されたホテルで一晩を過ごした客らは再び保安検査、出国審査を経て搭乗口から搭乗したが、またまた故障により離陸できなかった挙句、1時間半ほど暑い機内で待機させられた。乗客によると、鼻血を出した少女や、めまいを訴える高齢者もいたという。

このアクシデントに中国のネットユーザーは「金を払って買ったのが災難だなんて」「いったいどこの旅行会社だよ」「この航空会社もたいがいだな。客を何だと思っているのか」「これは航空会社に賠償を求めるべきではないのか」「金もうけばかり考えて手段を選ばず、他人の命を顧みない。仁義や道徳のかけらもない」など、旅行会社や航空会社に対する非難の声が多く寄せられた。

一方で「一発で解決しないような問題を抱えた飛行機に何度も乗せようとするのは問題だ。ただ、飛行機を出発させなかったのは旅客の安全を考えてのことだということは理解しなければ」という意見も見られた。

なお、このアクシデントで乗客のうち数十人はバリ島行きを諦め、旅行会社に賠償を請求するという。(翻訳・編集/川尻

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