人権弾圧が「最悪中の最悪」、中国チベット自治区や北朝鮮を選出―米人権団体

Record China    2012年7月7日(土) 9時25分

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3日、米人権団体フリーダムハウスは、世界で最も人権が抑圧された国・地域に関する報告書を発表した。写真は5月、取り締まりの際に殴り合いとなり、けがを負った雲南省昆明市の露天商と都市管理局の職員。

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2012年7月3日、米人権団体フリーダムハウスは、世界で最も人権が抑圧された国・地域に関する報告書を発表した。5日付で米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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「最悪中の最悪:世界で最も抑圧された社会」と題されたこの報告書では、北朝鮮、シリア、サウジアラビア、スーダン、ソマリア、ウズベキスタン、トルクメニスタン、エリトリア、赤道ギニアの9カ国と中国チベット自治区、西サハラの2地域が、「最悪中の最悪」に選出された。

「政治的権利」と「市民の自由度」について点数をつけ、いずれも最悪の7点に達した国・地域が「最悪中の最悪」とされた。報告は、これらの国・地域は言論の自由がほとんどなく、反体制派の活動がひどい弾圧を受けていると指摘している。

政治的権利のみが「最悪」の7点に達したのは中国、ミャンマー、チャド、キューバ、ラオス、リビア、ベラルーシ、南オセチアの8カ国・地域。これらの計19カ国・地域が「自由に欠けた社会」とされた。点数は1点〜7点までで、点数が上がるほど「最悪度」が増す。

報告は毎年行われるが、中国はマイナス報告の「常連」となっており、「全体主義」「人権が最もないがしろにされている国」「報道の自由度が最も低い国」などと呼ばれている。(翻訳・編集/NN)

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