3000年前の酒か?!青銅器の容器に膨らむ期待―陝西省宝鶏市

Record China    2012年7月7日(土) 14時56分

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5日、中国・陝西省宝鶏市石鼓山で行われている西周(紀元前1046〜紀元前771年)の墳墓発掘も佳境に入っていた。発見された28点の青銅器はすべて取り出され、うち酒を入れる青銅の容器を運ぶ際に中から水のような音が聞こえ、専門家を驚かせた。

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2012年7月5日、中国・陝西省宝鶏市石鼓山で行われていた西周(紀元前1046〜紀元前771年)の墳墓発掘も佳境に入っていた。発見された28点の青銅器はすべて取り出され、うち酒を入れる青銅の容器を運ぶ際に中から水のような音が聞こえ、専門家を驚かせた。華商報が伝えた。

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というのも、容器は雨水が侵入した形跡がなく、お酒の可能性が高いと専門家が推測したからだ。専門家によると、古代の人たちは埋葬するときに容器に酒を入れることは一般的だが、時間の経過と共に揮発する。

また、中国の酒造の歴史は古く、6000年前には酒造りが行われていたという。古代の人たちは酒が入った容器に封をする際に布や紙で密閉し、さらにその上から泥を塗る。今回見つかった容器も同じような方法で密閉されており、初期判断で中の液体は雨水ではないと考えられた。

中の液体が一体何なのか、またお酒だった場合何の種類のお酒で度数はどれくらいなのかなどは、これからの調査で明らかになる。仮にお酒だったならば、2003年に西安市で発見された2000年ほど前の物よりさらに1000年さかのぼった時代の可能性が高いという。(翻訳・編集/内山

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