文大統領の支持率が就任以来最大の下落、経済政策への不満が高まる―韓国

Record China    2018年7月20日(金) 12時30分

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20日、ソウル新聞など複数の韓国メディアによると、文在寅大統領の支持率が就任以来最大の下落幅を示した。写真は韓国・大統領府。

2018年7月20日、ソウル新聞など複数の韓国メディアによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が就任以来最大の下落幅を示した。

世論調査機関「リアルメーター」が16日から18日まで、全国の成人男女1504人を対象に実施した調査によると、文大統領の政策への肯定的評価は前週比で6.4ポイント下落し61.7%となった。否定的評価は32.3%だった。

最低賃金引き上げに最も敏感な自営業者からの支持率は、前週比12.2ポイント下落の48.7%となり、すべての職群の中で下落幅が最も大きかった。また与党「共に民主党」の政党支持率は41.8%で、5週連続で下落しており、昨年4月第4週の39.6%に次ぐ低い値を記録したという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国経済の低迷、経済政策の無策、最低賃金政策の失敗。支持率が下がるのは当たり前」「まだ6割の人が支持していることに驚いた」「これが本来の姿、これまでの支持率が高過ぎたんだ」など、文大統領の支持率低下を当然とする声が寄せられている。一方で「最後まで文大統領を支持する」「彼は乱世の英雄」など、文大統領を支持する意見も。

また「文大統領の師匠・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は終盤の支持率が1ケタだったな」と、文大統領が当時、大統領秘書室長を努めた盧武鉉元大統領に言及する意見も見られた。

その他「自営業は死んだも同然」と嘆くコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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