韓国に続き日本もイランの石油を放棄、中国はどうすべきか―中国メディア

Record China    2018年7月23日(月) 14時50分

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19日、同花順は、韓国に続いて日本もイランからの石油輸入をストップする見込みであると報じた。

2018年7月19日、同花順は、韓国に続いて日本もイランからの石油輸入をストップする見込みであると報じた。

記事は「7月に韓国がアジアで初めてイランからの原油輸入をストップしたが、日本も早ければ10月に輸入量をゼロに計画であると報じられている。3週間前には日本はイランからの原油購入を続ける意向を示していたが、盟友である米国の要求に加え、米国による制裁免除の可能性が低いことから、この決定に踏み切ったようだ」と伝えた。

そして「6月末に米国がイランからの原油輸入を禁止して以降、日本は米国との関係維持、そしてイランとの経済的関係維持というジレンマに苛まれることになった。そんな中、ポンペオ米国務長官は7月10日に突然、一部の国にイランからの原油輸入禁止の猶予を与えることを検討すると発表した。しかし、日本の経済産業省からは悲観的な予測が出ており、この予測に基づき、日本の石油関連企業は代替国であるサウジアラビアやアラブ首長国連邦との協議に向けた準備を始めた」としている。

その上で、日本や韓国が輸入停止の方針を打ち出す中で、中国の取るべき行動について言及。「現在、中国のイランからの原油輸入量は、イランの原油総輸出量の3分の1から4分の1を占めている。中国とイランは友好国であり、国際法上の義務の枠組み内において正常な取り引きや協力を保つことは非難されるべきことではない」と論じた。

記事はまた「制裁によって、イランの石油価格はリビアやベネズエラといった他の供給国よりも安くなる。そして、イランは『一帯一路』で経済的な影響力を拡大する上で重要な国と認識されている。中国は、今回の米国によるアクションを理由に、イランへの大量投資を放棄することはないだろう」としている。(翻訳・編集/川尻

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