中国の有名モデル、陳娟紅が医療ミス裁判で勝訴

2007年3月2日。中国の有名モデル、陳娟紅（チェン・ジュエンホン）が医療ミスをめぐって起こした裁判で、第一中級人民法院はこのほど、病院側の医療ミスを認め、病院など関係者に対し、賠償金と慰謝料合わせて16万元（約240万円）を陳娟紅に支払うよう命じる判決を下した。

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陳娟紅は頚椎椎間板ヘルニアと診断され、2003年に北京の某病院に入院、第5/6椎間板切除の手術を受けた。その際に、電気メスの電極約2mmが折れ、手術は電極を頚椎内に残留したまま中断された。

病院側は医療事故ではないと主張していたが、判決では、金属の異物が頚椎内に残留したことで、日常生活や社会活動に支障を来たし、収入の減少を招いたことを認めた。