小学生が熱中症で死亡、日本の「忍耐教育」に問題あり―華字メディア

Record China    2018年7月21日(土) 10時10分

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17日、連日の高温が続くなか、愛知県豊田市の小学1年生の児童が校外学習中に熱中症で亡くなった。華字メディア・日本新華僑報網は日本の「忍耐教育」には問題があると指摘した。資料写真。

2018年7月17日、連日の高温が続くなか、愛知県豊田市の小学1年生の児童が校外学習中に熱中症で亡くなった。華字メディア・日本新華僑報網は日本の「忍耐教育」には問題があると指摘した。

気象庁やメディアは高温への警戒を呼びかけていたが、小学校は校外学習を中止しなかった。午前10時過ぎから1年生約110人が参加して行われ、虫取りなどをしていたという。

専門家は、これまで問題なかったから今回も大丈夫だろうと安易に判断してはならないと指摘し、このような高温下では屋外での行事は原則中止すべきだと話している。

特に子どもや高齢者は水分をためておく筋肉の量が少ないため、熱中症になりやすい。屋外での活動を中止すべきかどうかは、最高気温に5度足して判断すべきだという。

また、ある専門家は、年々温暖化が進んでいるが、日本の学校教育はそうした変化に対応せず、武士道まがいの「忍耐教育」を続けていると指摘。教育の現場の状況が変わらない限り、今回のような痛ましい事件はなくならないと話している。(翻訳・編集/岡田)

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