人民網日本語版 2018年7月18日(水) 19時40分
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中車時代電気上海中車艾森迪海洋装備有限公司が生産する、国内最大馬力の遠隔操作無人潜水装置が、上海市でラインオフした。
中国中車株洲電力機車研究所が17日に発表した情報によると、同社傘下の中車時代電気上海中車艾森迪海洋装備有限公司が生産する、国内最大馬力の遠隔操作無人潜水装置が、上海市でラインオフした。これは中国中車が英SMD社を買収してから、国内で開発・生産した初の深海装置だ。数千メートルの深海に潜り、さらに数トンの物体を運ぶことができ、名実相伴う深海の「大力士」といえる。科技日報が伝えた。
遠隔操作無人潜水装置は主に2種類に分かれる。まずは観測用で、主に海洋科学観測などに使用され、出力は相対的に低い。次に作業用で、主に海洋救助・引き揚げ、海底施工作業などに使用され、出力が比較的大きいが、通常は150馬力未満だ。この新たに開発された装置は、主に深海沈没船・沈没物などに対する緊急対応、捜索、引き揚げなどの作業に用いられる。また、深海プロジェクトの補助作業などにも応用できる。世界的にも出力が最大の遠隔操作無人潜水装置で、その出力は250馬力。これはBMW X6の出力に相当する。装置はコンパクトで、自重は5トンのみだが、大きな力を持つ。その力強い動力により、3000メートルの海底に潜り、4トンの物体を軽々と持ち上げることができる。中国の海洋救助・引き揚げ、海底施工などの深海作業力をさらに高める。(編集YF)
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