ミネラルウォーターの郷に工場建設、環境汚染への懸念で反対活動が過激化―四川省什ほう市

Record China    2012年7月3日(火) 12時0分

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2日、中国・四川省什ほう市で、銅・モリブデン製錬工場の建設に反対する学生や市民らの抗議活動が激しさを増している。

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2012年7月2日、中国・四川省什ほう市(ほう=「方」におおざと)で、銅・モリブデン製錬工場の建設に反対する学生や市民らの抗議活動が激しさを増している。英公共放送BBCのウェブサイト(中国語版)の報道。

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同市では先月29日、銅・モリブデン製錬工場の起工式が行われた。ほどなくして、工場建設が引き起こす周辺環境汚染への懸念がインターネット上に流布。多くの人がインターネット掲示板やミニブログに情報を掲載した。それが、学生や市民による組織的な抗議活動に発展。2日には、抗議者らが什ほう市内の共産党市委員会庁舎前に集まり、門や公用車10数台を破壊。取り押さえに来た警察官数人が負傷した。そこで警察当局は事態の鎮静化を図るために催涙ガスを散布。これにより、市民13人が軽傷を負った。

騒動後、市政府は公式ミニブログを通じ、声明を発表。市民らの不安に応え説明責任を果たすこと、同建設プロジェクトを一時停止とするとした。大多数の市民から理解が得られない場合は、建設計画そのものを取りやめにする可能性もある。

建設計画は四川省による「十二五発展計画(第12次5カ年計画、2011−2015年)」のなかの重点プロジェクト。什ほう市にとっては初の100億元(約1260億円)規模のプロジェクトだが、同市はこれまで「川西明珠(四川省西部の真珠)」「中国ミネラルウォーターの郷(さと)」と呼ばれ、理想的な自然環境で知られていた。(翻訳・編集/愛玉)

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