中国の習近平国家主席、5年で4回目のアフリカ訪問へ―中国メディア

人民網日本語版    2018年7月18日(水) 19時20分

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中国の習近平国家主席は近くセネガル、ルワンダ、南アフリカを公式訪問する。写真は南アフリカ。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は近くセネガル、ルワンダ、南アフリカを公式訪問する。習主席のアフリカ訪問は再任後初であり、5年間で4回目のアフリカ訪問でもある。中国新聞社が伝えた。

■二国間関係に新たな原動力

今回の訪問はまず中国と3カ国との二国間関係の発展を推進し、上層部の先導によって二国間関係の発展に新たな原動力を加える。

中国国際問題研究院の阮宗沢(ルワン・ゾンザー)常務副院長は「今回の訪問は双方上層部の先導によって二国間関係の発展を促進することで、将来の協力の地ならしをする」と指摘する。

「上層部が先導する形で中国と3カ国との二国間関係はよりスムーズになり、協力もよりスムーズになる」。中国現代国家関係研究院の陳鳳英(チェン・フォンイン)研究員は、これが3カ国の工業化モデルの転換を後押しすると指摘する。

■中国アフリカ協力に新たな原動力

現在、中国とアフリカの経済・貿易協力、政治交流、安全協力、人的・文化的交流、国際協力は少なからぬ成果を挙げている。特に経済・貿易分野で、中国はアフリカ最大の貿易パートナーだ。2017年に中国とアフリカの貿易額は1700億ドルに達した。

中国現代国際関係研究院アフリカ研究所の王磊(ワン・レイ)補助研究員によると、現在保護貿易主義と一国主義が台頭し、世界経済の発展は不確定性に直面しているが、中国は常にアフリカを非常に重視し、アフリカとの共同発展の推進に尽力している。「習主席の今回訪問がアフリカ諸国を力づけ、中国アフリカ協力に新たな強大な原動力を与えるのは間違いない」。

■北京サミットに向け共通認識を形成

今年9月に開かれる中国アフリカ協力フォーラム北京サミットは、中国アフリカ関係の発展における重大な出来事であり、中国にとっては今年のホームグラウンド外交の「山場」の1つでもある。

中国側は現在、北京サミットの準備作業を全力で進めている。大多数のアフリカ首脳の出席がすでに確認されたという。

孔鉉佑(コン・シュエンヨウ)外交副部長(外務次官)は「習主席の今回の訪問は北京サミットに向けてさらに多くの共通認識を形成し、サミットを前に中国アフリカ友好の主旋律を一層奏で、中国アフリカ関係の盛り上がりをもたらす」と指摘。

王氏は「習主席ら指導者による頻繁なアフリカ訪問から、中国アフリカ協力フォーラムの共同開催まで、中国は国際政治情勢がどう変化しようとも常にアフリカ諸国と共にあることを、実際の行動によって世界の人々に証明した」と指摘する。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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