貿易戦争、中国の対米反撃は極めて当然―中国専門家

環球網    2018年7月19日(木) 5時20分

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専門家によると、米国の貿易戦争に対する中国のやり方は完全に国の核心利益と国民の根本的利益を守り、自由貿易原則と多国間貿易体制を守るために取った合法的、合理的な措置であるという。資料写真。

米国の貿易戦争に対し、中国は相互対抗措置を取ることを余儀なくされた。中国の専門家によると、中国のやり方は完全に国の核心利益と国民の根本的利益を守り、自由貿易原則と多国間貿易体制を守るために取った合法的、合理的な措置であるという。

中国国際経済交流センターの首席研究員、張燕生氏によると、米国が一方的に一国主義と保護主義を公然と振りかざし、貿易戦争を開始することは典型的な貿易覇権主義だ。同氏は「実際にこれは他国の成長を全面的に抑制している挙動に違いない」と指摘している。

また、中国社会科学院世界経済・政治研究所の研究員、孫傑氏は「米国の貿易戦争の核心は、既存の多国間貿易体制の放棄であり、それと同時に二国間貿易における貿易の公平と平等開放を強調するものだ。そして、それを理由として関税を一方的に引き上げ、現行のグローバル貿易ルールに大きな衝撃と破壊をもたらした」と認識。同氏は「中国が対抗措置を講ずると同時に、米国の一国主義行動を世界貿易機関(WTO)の紛争解決メカニズムに訴え出たことは国際法の基本精神と原則に完全に合致している。国際社会はともに努力し、一国主義と保護主義に反対しなければならない」とコメントしている。

米国の貿易戦争に、中国がひるむことはない。中国は世界の他の国々とともに、グローバル自由貿易システム、多国間体制とルールを守り、改革開放の道をしっかり歩んでいく。商務部(省)研究院国際市場研究所の白明副所長は、「より開放的な中国は、必ず世界により多くの機会をもたらすだろう」と語った。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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