2018年7月17日、日本では近畿や四国を中心に記録的な大雨が続き、土砂崩れや河川の氾濫がなどにより大きな被害が出たが、中国・北京でも郊外の昌平区や密雲区、房山区などを中心に15日夜から豪雨に見舞われている。

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17日付の北京紙・新京報によると、房山区や門頭溝区、懐柔区、密雲区では、土砂崩れや土石流が発生する恐れがあるとしてこれまでに1825人が避難し、観光施設など121軒が閉鎖された。

北京市気象台は16日夜、「暴雨」の警報を下から2番目の「黄色」に引き上げた。雨は18日未明まで続くとみられる。雨量は多くの地区で1時間に40～80ミリに達し、局地的に100ミリを超える所もあるとして警戒を促している。

中国版ツイッターの微博（ウェイボー）には、「街が海のようになった」「流水の中を出勤」などとする写真が投稿されている。（翻訳・編集/柳川）