パルムドール受賞「万引き家族」が香港・台湾でも好調、映画サイトで9割が高評価―台湾

Record China    2018年7月17日(火) 22時0分

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16日、日本で観客動員数300万人を突破した是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、香港や台湾でも好調な滑り出しを見せている。

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2018年7月16日、日本で観客動員数300万人を突破した是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、香港や台湾でも好調な滑り出しを見せている。聯合報が伝えた。

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第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門において、最高賞のパルムドールを受賞し、血縁のない人たちが集まる“家族”の形を描いた「万引き家族」。日本ではこのほど観客動員数300万人、興行収入36億円を突破し、大ヒットを記録している。

パルムドール受賞作という前評判に加え、是枝監督やキャストの知名度も手伝い、「万引き家族」は香港や台湾でも好調な滑り出しを見せている。香港では公開10日で、興行収入が400万香港ドル(約5720万円)を突破。今月13日に封切られた台湾では、最初の3日間で興行収入260万台湾ドル(約960万円)を超え、全時間帯でチケットが完売する映画館も多かった。「そして父になる」「海街diary」といった是枝監督の過去作品の記録を追い抜くのは、ほぼ確実と見られている。

映画やドラマの情報サイト「豆瓣(douban)」では、評価をつけたユーザーの92.2%が四ツ星、または最高の五ツ星を選択。コメント欄には、「さすがとしか言いようがない。パルムドールの権威を高める作品」「すばらしい映画は、見終わった後に長く余韻が残り、人に思考を与えてくれる。まさにそんな作品だ」「登場人物はセリフでは何も語らないが、見る側には強く伝わる。是枝監督の操る表現力はすごいとしか言いようがない」などといった絶賛の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda

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