2018年7月16日、サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は、フランスの優勝で幕を閉じたが、早くも次のW杯カタール大会の優勝オッズが中国のネット上で話題になっている。

中国のスポーツメディアの網易体育は16日、あるブックメーカーが発表した2022年カタールW杯の優勝オッズについて伝えた。

それによると、優勝最有力は南米の雄ブラジルでオッズは7．00倍。2番手は連覇を狙うフランスとドイツ、スペインがともに8．00倍で並んでいる。以下、アルゼンチンが11．00倍、ロシアW杯で3位を争ったベルギーとイングランドがそれぞれ13．00倍と15．00倍で続いている。

ロシアW杯決勝で惜しくもフランスに敗れたクロアチアは41．00倍で、南米のコロンビア、ウルグアイと同じだ。

記事はまた「面白いこと」として、中国の優勝オッズは日本や韓国と同じ251倍だとし、アジアの強豪のイランより高い評価を受けているとも伝えた。

この優勝オッズについて、中国のネット上では「中国はカタールW杯に出場できるのか？」「中国のW杯本大会出場のオッズは何倍だ？」「予選を突破してから言ってくれ」など、中国代表がW杯で優勝するどころか出場すること自体を疑問視する声が多く上がっている。

また、ロシアW杯で日本はベスト16に進出し、韓国も1次リーグ突破はならなかったものの前回王者ドイツを破ったことなどを取り上げ、「中国の優勝オッズが日本や韓国と同じ？さすがに日韓に失礼だろ」「中国と同じということは、日韓が優勝する可能性もゼロということ」などの声も上がっていた。（翻訳・編集/柳川）