中国の普通列車で初の全面禁煙、中国人はどう思っているのか?

Record China    2018年7月17日(火) 21時50分

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14日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博アカウントは、普通列車で全面禁煙が実施されることについてどう思うか、街頭インタビューした動画を紹介した。資料写真。

2018年7月14日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博(ウェイボー)アカウントは、普通列車で全面禁煙が実施されることについてどう思うか、街頭インタビューした動画を紹介した。

動画では、「最近、普通列車の禁煙訴訟で裁判所は中国鉄路ハルビン局集団に対し、K1301列車の喫煙エリアと喫煙道具を撤去するようにとの判決が言い渡された。7月12日が、この判決が効力を発する最初の日となり、K1301列車は全面禁煙の普通列車となった」と紹介。この件についてのインタビューを行っている。

まず、列車内で嫌なにおいについて質問すると「たばこの煙と食べ物」「臭い足とカップ麺とたばこのにおい」などの回答があった。また、高速鉄道ではすでに全面禁煙になっているのに、普通列車では禁煙とはなっていなかったことについて尋ねると、「普通列車も高速鉄道と同じく禁煙にすべき」「不公平」などの回答があった。

普通列車での禁煙を支持するかについて質問すると、「大賛成」「一部の愛煙家には不便を強いるだろうが、大部分の人は喫煙しないから支持する」などと答えている。初の全面禁煙となったK1301列車の乗客は「とてもラッキーだ」「これで臭い足のにおいも解決したら完璧だ」などと述べている。

これに対し、中国のネットユーザーから「両手をあげて賛成」「たばこ工場を閉鎖することを支持する。たばこの生産は禁止で」「公共の場所は全面禁煙にすべきだ。公共の場所でたばこを吸う人は道徳レベルが低い人」などのコメントが寄せられ、禁煙支持というユーザーが多かった。

一方で、「支持しない。設備を完備した喫煙室を設けるべきだ。あんなにもたくさんの税を払っているのだから、公共の秩序や健康に影響しない範囲で喫煙できるようにすべき」との意見もあり、愛煙家にとっては納得いかないことのようである。(翻訳・編集/山中)

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