中国人の「代理購入」に新ブーム、日本の漢方薬など海外の伝統薬が人気―台湾メディア

Record China    2018年7月19日(木) 7時10分

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台湾・中時電子報は11日、中国人の「代理購入」に新たなブームが生じていると報じた。以下はその概要。資料写真。

2018年7月14日、中国メディアの参考消息網によると、台湾・中時電子報は11日、中国人の「代理購入」に新たなブームが生じていると報じた。以下はその概要。

これまで中国人の代理購入は、ブランド品や化粧品、家電製品などが中心だった。だが、日本の漢方医学や韓国の韓医学で処方される救心丸、牛黄清心液といった漢方薬や韓方薬などの伝統薬も人気が出てきているという。

特に人気があるのが日本の製品で、その影響により日本の製薬会社が恩恵を受けている。

小林製薬は17年に多くの製品を中国人客が購入していたことを明らかにし、第2~3四半期は前年同期比5~6倍の売り上げを記録した。他の製薬会社も一様に利益を大幅に伸ばしている。

多くは中国から輸入した生薬などが使われているが、パッケージに外国語が使われていることなどから「外国製」として人気が高まっている。

専門家や業界関係者は、伝統薬の品質標準化や関連法規の制定を進めるとともに、製薬会社の研究開発を奨励する政策を設け、特許に関する意識向上を図るべきだと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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