元朝の上都遺跡が世界文化遺産に認定、遊牧文明と農耕文明の接点示す―中国紙

Record China    2012年6月30日(土) 18時57分

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29日、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された第36回世界遺産委員会で、中国の元・上都遺跡が世界文化遺産に認定された。これによって中国の世界遺産は42項目となった。写真は上都遺跡。

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2012年6月29日(現地時間)、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された第36回世界遺産委員会で、中国の元・上都遺跡が世界文化遺産に認定された。中国新聞網が伝えた。

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上都遺跡は北京から北に275キロ。内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗南部に位置する。元朝の夏の都として用いられた。中国国家文物局公式サイトによると、草原にある都の遺跡として、北アジア地域の遊牧文明と農耕文明の衝突と交融を示すものと認められ、世界遺産に認定された。遺跡の保護・管理状況の現状も評価されている。

30日から内モンゴル自治区各地では世界遺産認定を祝う祝賀活動が開催される。上都遺跡の認定により、中国の世界文化遺産は30項目に達した。世界遺産全体では42項目となっている。(翻訳・編集/KT)

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