タメ口にはタメ口で対応!変化する韓国のおもてなし文化、ネットからは疑問の声「なんか偉そう」「もっと丁寧な態度が必要」

Record China    2018年7月19日(木) 7時40分

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13日、韓国・ノーカットニュースは、変わり始めた韓国の“お客様は王様”文化について報じた。写真はソウル。

2018年7月13日、韓国・ノーカットニュースは、変わり始めた韓国の“お客様は王様”文化について報じた。

記事によると、韓国では外食業界を中心に、顧客に対して相互尊重や礼儀、協力を求める店舗が増えている。

ソウル市内のあるラーメン店では、店内に注意事項を貼り出し「待ち時間」などについて理解を求めている。注意事項には「せっかちな性格の人は注文してはいけない」「子どものようにぐずる人は追い出す」「ナプキンは1~2枚」「テーブルにこぼさないこと」「静かに食べること」「守れない場合、次からは来ないこと」などの記載があるとのこと。同じくソウル市内のカフェでは、レジ前に「タメ口で注文したら、タメ口で対応する」との案内文を掲げている所もある。この他、従業員の制服に表記する店もあるという。顧客から見えるよう、背中や名札に「他人の家の大事な子ども」「かける言葉が美しければサービスも良い」など、明確かつセンスあるメッセージが書かれており、顧客の反応も上々だそうだ。

これについて、専門家らは「接客において、お客様は王様という神話が崩壊している」と述べているという。特に外食業界でこのような雰囲気が広がっている理由については、シェフなどの呼称を例に挙げて「職人を尊重する文化ができたため」と分析している。またSNSなどの影響もあるとのこと。

韓国のネット上では「おもてなしされたかったら、まずは相手をもてなしてあげるのが常識。でも韓国には常識のない人が多い」と理解を示すコメントはわずか、反対に「理解はできるけど、書いてある言葉も礼儀がなってない。店側にもっと丁寧な態度が必要だと思う」「反発したくなるような言葉遣いや文面。まずは店主が礼儀を学ぶべき」と反論コメントが目立つ。

特に、ナプキンや食べ方への記載に対し「こんなやり方の営業の方が問題」「偉そうな客も悪いけど、これじゃ店側もなんか偉そう」「お金を出して気を使って食べるくらいなら、家でインスタントラーメンを作って食べる」との声が上がった。

あるユーザーからは「(注意事項の)ハングルもちょっと間違ってるし、ラーメン店の店主はまさか日本人?」との質問が上がり、これに対し「日本人はそんなことしないよ(笑)」とのコメントが寄せられていた。(翻訳・編集/松村)

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