中朝初の合作映画「平壌之約」、北朝鮮で初上映―米華字メディア

Record China    2012年6月29日(金) 11時48分

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27日、中国と北朝鮮の初の合作映画「平壌の約束」が北朝鮮で初めて上映された。朝鮮舞踊をテーマにした内容だという。写真は上海国際映画祭での同作上映イベント。

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2012年6月27日、中国と北朝鮮の初の合作映画「平壌の約束」(原題:平壌之約)が北朝鮮で初めて上映された。朝鮮舞踊をテーマにした内容だという。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

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映画は脚本から監督、俳優、撮影まですべて中朝の協力の下で完成された。北朝鮮を訪れた中国の若手舞踏家と北朝鮮の「アリラン」マスゲームの監督との物語が描かれ、現在の北朝鮮社会における生活の実態も反映されている。

初上映のイベントには両国の制作スタッフが出席。中国側の監督は当初、プレッシャーなどからあまり乗り気ではなかったが、「アリラン」を見てインスピレーションが次々に湧いたとした。北朝鮮側の監督は中国との合作で多くのことを学んだとし、これからも中朝合作映画が増え、両国民の交流が深まることを期待すると語った。

北朝鮮文化省の朴春南次官は、この映画が両国の映画合作の突破口となり、中朝の友情を発展させる力になればと語った。中国国家広播電影電視総局の童剛(トン・ガン)電影管理局長は、この映画は両国映画の合作の端緒であり、両国の映画関係者の知恵と友情の結晶だと語った。

近年、映画祭を実施したり、合作映画を撮影したりと、中国と北朝鮮は映画分野でこれまでになかった形での交流が深まっている。(翻訳・編集/岡田)

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