40年も自然発火中の炭田にようやく消火プロジェクト始動―内モンゴル烏海市

Record China    2007年3月5日(月) 4時38分

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「大気汚染と資源のムダ遣い」自然発火を続ける烏達(ウーダー)炭田の消火プロジェクトが正式に始動、5年以内の完全消火めざす。内モンゴル自治区烏海(ウーハイ)市。

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2007年3月3日、内モンゴル自治区烏海(ウーハイ)市で、自然発火中の烏達(ウーダー)炭田への補助給水および消火工事プロジェクトが正式に始まった。40年以上もの間、地中で燃え続けた同炭田の火が今後5年以内に完全消火できる見込みだという。

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この炭田には現在、燃焼エリアが16か所あり、総面積349万6000平方メートル。石炭埋蔵量1826万7100トン、凍結石炭5087万1900トンといわれる資源を40年以上に渡ってムダに燃やし続け、大気汚染など周辺の環境汚染は極めて深刻化していた。

このプロジェクトは国家発展改革委員会が正式に承認したもので、総投資額は1億3900万元。工期は4年、監視期間を1年としている。(翻訳編集・福田ひがこ)

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