「台湾はぜひ訪れたい」―故トウ小平の次女トウ楠氏

2007年3月4日、台湾の報道によると、大陸住民の台湾観光が近く正式に認められることを受け、中国の元国家指導者、故トウ小平の次女であるトウ楠氏は記者に対し、「台湾は祖国の宝島、ぜひ行ってみたい。」と述べた。

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台湾の「聯合報」の報道によると、トウ楠氏は3日午後、第10期中国人民政治協商会議第5回会議に出席した際、取材陣に取り囲まれ質問を受けた。台湾を旅行したいかと聞かれ、「世界各国はもう行き尽くしたが、台湾だけがまだ行ったことのないところ、ぜひ一度行ってみたい。」と答えた。

今年2月19日はトウ小平没後10年の命日に当たるが、大陸ではまだ政府主催の追悼行事は行われていない。これに対し同氏は、「中国の風習では、誕生日を祝うことはあっても、命日に行事は行わない。今の中国の発展と繁栄こそがトウ小平への最良の贈り物だ。」と答えた。（翻訳編集・福田ひがこ）