2012年6月26日、香港の俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）が、飲食業やファッション業界に進出。6社を抱える経営者としてビジネス面も絶好調だ。新浪網が伝えた。

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03年に映画編集・製作会社「Post Production Office」を立ち上げ、俳優業以外のビジネスをスタート。上海市に本社を置く同社だが、昨年は北京支社も設立し、売り上げを伸ばしている。

さらにニコラスは、今年5月だけで新たに6社を設立。事業内容は飲食業やファッション、エンタメなど多業種におよび、会社名にはすべて「朝霆」の二文字を冠している。ここ数年、香港の一等地・中環（セントラル）で店舗物件やマンションを購入していたニコラスだが、いずれも買値の9倍を超えるまでに急高騰。物件投資だけで1．7億香港ドル（約17億4000万円）を稼ぎ出したと言われる。

俳優としても、香港の人気スターの中でギャラがトップクラス。昨年の主演映画「線人」の出演料は、1200万香港ドル（約1億2000万円）と伝えられる。昨年は女優セシリア・チャン（張柏芝）と結婚5年目で破局したが、芸能人としてのイメージに大きな打撃もなく、俳優業にビジネスにと目下のところ絶好調だ。（翻訳・編集/Mathilda）