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「人災」だった?西日本豪雨はなぜこれほどまでの死者を出したのか―中国メディア

配信日時:2018年7月11日(水) 12時30分
「人災」だった?西日本豪雨はなぜこれほどまでの死者を出したのか
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11日、各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨について、新華社は「天災?それとも人災?日本の豪雨はなぜこれほど多くの死者を出したのか」と題する記事を掲載した。写真は豪雨被害の様子。
2018年7月11日、各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨について、新華社は「天災?それとも人災?日本の豪雨はなぜこれほど多くの死者を出したのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、今回の豪雨で多くの死者、行方不明者が出ていることを指摘。「日本は地震や火山の噴火など自然災害が多い国。防災警戒システムは比較的整っていて、人々の防災意識も高い方だ。ではなぜ、これほど多くの人が犠牲になったのだろう」と疑問を投げ掛け、「大量の雨」「地形問題」「警戒の弱さ」の3点をその原因として示す。

最初の「雨」については「大きな被害が出た原因としてまず挙げられる」とし、活発な梅雨前線の影響で西日本の広い範囲で雨が降り続き、多くの場所で過去最高の雨量を記録したこと、短時間に大雨が降った影響で河川やダムの水位が急激に上昇したことなどを指摘。そして、一例として被害が特に大きかった岡山県倉敷市真備町地区の堤防決壊に言及した。

さらに「地形問題」については「豪雨が引き起こした地質災害で多くの死者、行方不明者が出た」と説明。日本の国土の多くを山が占めているとし、日本の専門家から「日本の地質構造は『脆弱』。山崩れや土石流が起きやすい。一方、日本の家は斜面や山のすぐ近くの平地に建てられることも多い。一部の家は潜在的被災エリアに位置している」との指摘があったことを紹介。中国社会科学院で日本研究に取り組む専門家は「山崩れや大量の土石流から逃げきれなかった人もいた。家の中で身を守っていても、家の場所が悪ければ土砂に埋まる可能性もある」と解説したという。記事はまた、日本の多くの家が木材でできており、洪水や山崩れに弱いという面があるとも説明している。

最後の「警戒の弱さ」については、「政府の警戒が不十分、水害に対する人々の意識もそれほど高くなかったことがもう一つの重要な原因」とし、今回の豪雨で避難勧告に従わなかった人が少なくなかったことを指摘。日本の災害心理学者が「政府の警戒システムにも問題が存在する」「人間は『自分は大丈夫』といちずに考え、危険を軽視する。そしていったん災害に直面すると逃げ遅れてしまう」との認識を示していること、前述の中国の専門家が「日本の学校で防災教育が行われているが、地震と火災が防災訓練の中心。水害や土石流に関する取り組みは不足している」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/野谷
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