中国企業が鉄鉱石の大型開発プロジェクト参入へ、豪企業の買収を豪政府が承認―中国紙

Record China    2012年6月27日(水) 8時31分

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25日、中国の四川漢龍集団(四川省成都市)は、傘下の漢龍(アフリカ)鉱業有限公司による豪資源企業、サンダンス・リソーシズ(Sundance Resources)の買収提案を豪政府が承認したと発表した。資料写真。

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2012年6月25日、中国の四川漢龍集団(四川省成都市)は、傘下の漢龍(アフリカ)鉱業有限公司による豪資源企業、サンダンス・リソーシズ(Sundance Resources)の買収提案を豪政府が承認したと発表した。経済参考報が伝えた。

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漢龍側がサンダンスの全株式を1株あたり0.57豪ドル(約45円)、総額約17億豪ドル(約1357億円)で買い取る。双方は今年5月、合意書を交わしており、6月30日までに豪政府機関である外国投資審査委員会(FIRB)の承認が下りるのを待っていた。この後、中国当局の承認も必要となる。

昨年3月、漢龍(アフリカ)鉱業がサンダンスの株式16%を取得し、同社の筆頭株主となっていた。その後、同年7月に全株式を1株あたり0.5豪ドル(約39円)で買い取ることを提案、最終的に1株あたり0.57豪ドルで合意し、昨年9月に全株式買収に関する合意書を交わしていた。

サンダンスはカメルーンのムバラ鉄鉱石プロジェクトの90%権益を所有していることから、買収が決まれば、世界最大級の未開発鉱区の開発プロジェクトに中国企業が参入することになる。(翻訳・編集/NN)

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