2012年6月24日、中国・湖南テレビで司会を担当している女性は、11年前に当時中学1年生だった男の子から交際を申し込まれ、男の子を励ますつもりで条件を出した。それから11年後に男の子から条件を達成したという思いがけない電話を受けた。中国新聞ネットが伝えた。

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11年前、当時湖南テレビの司会者になったばかりの女性は、ある日中学1年生の男の子に恋人になってほしいというラブレターをもらった。彼女はこの時期の男の子によくある年上の女性に対する憧れだと思い、男の子を励ますつもりで、「清華大学か北京大学を卒業して、100万元（約1200万円）を稼いだらまたおいで」と返事をしたという。

その後も何度か手紙で連絡をしたが、高校に進学した時に男の子から連絡があって以来音沙汰がなかった。

仕事柄多くの人と連絡し、長い時間が経っていたため、女性は男の子のことを忘れていた。それもあり、11年前に交際を申し込んだという男性からの突然の連絡に困惑したが、男性の説明で徐々に当時のことを思い出したという。

女性は連絡をしてきた男性について多くを語らなかったが、どうやら男性は一流大学卒業後友人と協力してやり遂げたプロジェクトで100万元稼いだそうだ。

映画も顔負けのロマンチックな出来事だが、現在女性にはすでに交際している相手がおり、男性も再度彼女へアプローチしたのではなく、あくまで女性との約束を果たしたという報告だったようだ。

一連の出来事が報道で紹介されると、多くのネットユーザーが注目した。中には「息子にもアイドルを見つけて励ましてもらおう」と発言する人や、「高学歴の上に短期間でここまで大金を稼げるんだから、交際したほうがいい」とアドバイスする人もいた。

女性は思いがけない連絡を受けて大変驚いたらしく、それと共にあれから11年も経ち、自分も随分と年齢を重ねてしまったと感慨深く語っていた。（翻訳・編集/内山）