寺西一浩監督、主演岩佐真悠子、映画「女優」が中国で大絶賛!―第15回上海国際映画祭

Record China    2012年6月26日(火) 15時52分

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24日、第15回上海国際映画祭が閉幕した。日中国交正常化40周年記念作品として製作された映画「女優」が注目を浴びた。写真は開幕式でレッドカーペットを歩く寺西一浩監督と岩佐真悠子さん。

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2012年6月24日、第15回上海国際映画祭が閉幕した。今年の上海国際映画祭は15周年を迎え、上映作品数や参加者数も過去最高を記録。106の国と地域から長編映画1643本、ショートフィルム9926本が参加し、上海市内の計34館で約300本が上映された。映画館に足を運んだ観客も、30万人を超える規模となった。

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そんな中でひと際注目を浴びたのは、日中国交正常化40周年記念作品として製作された映画「女優」(中国名「女明星」)。寺西一浩監督のデビュー作で、第15回上海国際映画祭に正式招待された。映画祭期間中、上海の主要映画館で4回上映され、どの回も満員御礼となった。上映後に大絶賛され寺西監督への監督オファーも殺到している。「麒麟の翼」(土井裕泰監督)と並び、日本映画週間特集作品としても選出された。

小説家としても活動する寺西一浩監督による同名小説の映画化で、日本人の母と中国人の父との間に生まれた少女・陳小麗が、自らのルーツを求め日本の芸能界で生きる姿を描く。

主演は林丹丹と岩佐真悠子。中野良子や小澤マリアなど中国でも大人気の女優が出演するほか、秋吉久美子、秋本奈緒美、香坂みゆきなどの実力派女優も好演している。杉村太蔵やあやまんJAPAN監督の出演でも話題となっており老若男女が映画館に駆け付けた。河村隆一が手がけた主題歌、映画音楽も大好評だった。

中国でも大絶賛された映画「女優」は、7月8日(日)、日経ホールにて開催される「Asian Lovers 2012」(後援:外務省、文部科学省)で日本初プレミアム上映される。

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