北欧もうでを続ける中国、狙いは北極海航路と豊富な地下資源―独メディア

Record China    2012年6月27日(水) 7時38分

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24日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国サイトは記事「中国は一路、『北上』する=代価を惜しまずエネルギー獲得へ」を掲載した。写真は2010年、第4回中国北極圏考察団。

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2012年6月24日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国サイトは記事「中国は一路、『北上』する=代価を惜しまずエネルギー獲得へ」を掲載した。

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G20ロスカボス・サミットに向かう途中、胡錦濤(フー・ジンタオ)主席はデンマークを国事訪問した。今年初頭には温家宝(ウェン・ジアバオ)首相がスウェーデンとアイスランドを訪問している。これらの事実からも、世界第2の経済国家・中国は北欧、そして北極圏への関心を高めていることは明らかだ。

北極圏への注目は経済的利益が原動力となっている。第一に北極圏の温暖化に伴う北極圏航路の確立。スエズ運河回りよりも圧倒的に距離を短縮できるとして注目されている。第二に北極圏に眠る資源だ。デンマークの自治領グリーンランドにはレアアースなど豊富な天然資源が眠っている。グリーンランドは開発のため海外の投資を求めている。アフリカで実施しているように中国が大規模な投資に乗り出す可能性は高い。(翻訳・編集/KT)

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