人民網日本語版 2018年7月9日(月) 22時40分
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中国が自主開発した世界最小で最軽量の一体型針なし注射器がこのほど発表された。
中国が自主開発した世界最小で最軽量の一体型針なし注射器がこのほど発表された。北京大学人民病院内分泌科主任の紀立農教授は、「糖尿病患者により優れたインスリン注射の選択肢を提供し、さらに針を怖がる成人や子供の患者の選択肢を増やした。業界において今回の開発は節目となる意義を持つとされている」と述べた。科技日報が伝えた。
注射器から生じる瞬間的な高圧により、薬液が高速噴射で皮膚内に浸透するため、皮膚に針を刺す必要が無くなる。糖尿病患者がインスリン注射をすると、薬液が皮膚を通り体内に広がることになり、これが針なし注射器の原理となる。紀氏は、「インスリン注射を必要とする患者にとって、これはより人に優しい選択肢となる。針なし注射によるインスリンの血液への浸透ペース、食後1時間内の血糖値の抑制を見ると、従来の針のある注射器より明らかに優れており、かつ皮下組織を傷つけることもない。患者の針への恐怖をなくし、注射による痛みを軽減できる」と述べた。(編集YF)
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