韓国がお年寄りに優しい日本社会を称賛=「日本の市民意識はどの国もお手本にすべき」

Record China    2018年7月13日(金) 13時50分

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6日、韓国日報は日本における「お年寄りへの配慮」の実態を報じた。写真は巣鴨。

2018年7月6日、韓国日報は、日本における「お年寄りへの配慮」の実態を報じた。

記事はまず、日本の“お年寄り社会”を韓国と比較し「水と油のように若者と交わらない韓国のお年寄りの姿とは正反対の雰囲気」と伝えている。

記事は「お年寄りの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街を取り上げ、腰の悪いお年寄りも利用しやすいよう陳列棚を低めに設置した八百屋や、1階がリハビリ専門で2階が歯科という需要の多さに合わせた病院、公民館の掲示板に貼られた各種地域コミュニティ活動、お年寄り世代に合わせたカフェなどに注目している。また、800メートルに達する同通りは車両の進入が規制されていること、歩道と道路の段差、さらにお年寄りの利便性を考えて各種店舗も敷居の段差がないことも紹介している。

もう一つ、記事が日本で多くのお年寄りに出会える場所として挙げたのが「デモ現場」。韓国とは異なり「暴力的な雰囲気ではなく、警察もほとんど目につかなかった」とのこと。

この他にも、子どもと離れて暮らす1人暮らしのお年寄りの安否確認のために開発されたアプリなどについても「日本社会の細やかなケア」と評価している。

これを受け、韓国のネット上では「かつての敵ではあるが、学ぶことが多い先進国であることは否定できない」「日本の市民意識はどの国もお手本にすべき」など称賛の声が目立つ。

一方の韓国については「韓国と反対。韓国社会は青少年と新婚夫婦だけを大切にする」「日本は若者もお年寄りもお互いに礼儀を守るけど、韓国はお年寄りが威張り過ぎるから対立する」と嘆き節ともとれるコメントが。

また「(日本の現状は)韓国の未来の姿。前もって対策を立てよう」「お年寄りだけが悪いんじゃない。今の若者が年取ったら、もっとひどいと思う」など警鐘を鳴らす声も上がった。(翻訳・編集/松村)

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